花嫁の着物の柄には・・・ 2016年08月11日
お盆を迎える北海道は今時期が一番暑いですね・・・
浴衣姿の方をお見掛けし、着物は良いなとしみじみ思うこの時季
着物繋がりで今回は、和装についてご紹介したいと思います。
花嫁が結婚式の時に着る着物には、縁起の良い文様や
季節の柄が描かれているものでして、
鶴、松竹梅、桜、丸紋、花車、熨斗、檜扇(ひおうぎ)
貝合わせ、鴛鴦(おしどり)、鳳凰
その中から・・・
【丸紋】
始まりも終わりもない丸のかたちは、無限を表す縁起の良い文様とされています。
鏡柄や花を丸く描く花丸文など様々なもので描いた文様があり、
結婚という新たな人生を歩みだしたふたりの永遠の誓いを思わせます。
【花車】
豪華絢爛に咲き誇る四季の花をあふれんばかりに乗せた花車。
花車だけでなく、雅な時代の上流階級を思わせる御所車もよく描かれる文様です。
【熨斗】
慶事の進物などに添えた熨斗を、更に細長い帯状に文様化した
おめでたい柄です。
着物の柄は、例えば熨斗の中に四季花や松竹梅を描いたりして、
二つ以上の吉祥文様を組み合わせることが多いものです。
こうすることでより華やかで、おめでたい印象が強まります。
古くから文様に託された幸福を祈る心・・・
知っておくと着物選びがもっと楽しくなりますね。