ウェディングベール 2015年01月17日
花嫁のウェディングドレスは結婚式で最も注目を集めますが、
ともに纏うウェディングベールはそのドレスを引き立たせるとても大切なものです。
ウェディングベールの起源は、古代ギリシャ・ローマ時代にさかのぼり、
花嫁を邪悪なものから守る魔除けの意味があるそうです。
一般的なものは、顔を覆うフェイスベールがついたもので、
「フェイスアップベール」と呼ばれます。
挙式で行われる、ベールダウンやベールアップは、このタイプのベールで行います。
結婚式において、特に印象的なシーンのひとつですよね。
邪悪なものから花嫁を守るベールを、挙式の直前にお母様がおろして式へと送り出す、
ベールダウンには、花嫁の身支度であるベールをおろすことは、
これまで大切に育ててこられたお母様の、最後の役目という意味もあるそうです。
そして、新郎が新婦のベールをあげる、ベールアップには、
新郎新婦ふたりの間の壁を取り除く、という意味もあるそうです。
バックスタイルが美しいロングベールです。
また、聖母マリアが身につけていたことからその名がついたといわれる「マリアベール」は、
顔を覆うフェイスベールの部分がなく、頭の上からすっぽりかぶるタイプのベールです。
レースで縁取られ、お顔周りが華やかです。
結婚式の大切なシーンを彩る「ウェディングベール」、ぜひみなさんこだわってくださいね。
柿本