和婚 2016年01月19日
日増しに寒さが厳しくなってきましたね~
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
雪も降り始めは綺麗だな~とか思うのですが
年も明け、2月くらいになるとうんざりしてきます(-_-;)
また降ったの?!ってなります。。。
しかし、海外から見れば四季折々の風景が素晴らしいと
旅行者もすごく増えましたね。
先日、Aiにも香港からお客様がいらっしゃいました。
ロケーション撮影の衣裳合わせにご来店です。
やっぱり日本に来たら着物でしょ!!ということで
素敵な打掛と紋服を選んでいただきました^^
もちろんウェディングドレスも着ていましたが
着物とてもお似合いでした。~♪
着物は海外からも注目されているので
今回は日本の結婚式“和婚”の衣裳についてご紹介します。
皆さまご存じの、花嫁姿の装飾品である綿帽子や角隠しは
実は元々、外出時に被った寒さよけや埃よけでした。
そして、結婚式当日に着る衣裳は
挙式に白、お色直しは赤、黒の順に着替えていました。
現代でも人気の黒の引き振袖は、
大正から昭和初期にかけての一般的な花嫁の装いでした。
今のウェディングドレス・カクテルドレスの様に着られていたんですね。
黒の振袖は江戸時代の御殿女中の装いで
当時の庶民の女性は御殿に上がるという言葉が表しているように
御殿女中の装いは憧れでしたから、自分の晴れの日の装いに
御殿女中の衣裳を模して装ったのが始まりとも言われています。
おしゃれで華やかなウェディングパーティーも素敵ですし
厳かな雰囲気で日本人らしく“和婚”も良いのではないでしょうか^^
コーディネーター 鈴木