新郎の和装の歴史とバリエーション 2014年10月14日
本日は新郎様の和装についてご紹介します♪
現代の男性の第一礼装は、紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)と呼ばれる着物になります。
一般的に「紋付」や「紋服」と、省略して呼ばれることが多いです。
元は江戸時代に武家社会で略礼装としていたものが、段々、庶民男子の最高の礼装として着用されるようになったのが始まりだそうです。
その後、明治時代の太政官令で礼装を定めた際、「五つ紋の黒紋付羽織袴」を用いたことから、正装として広まったとされています。
多くの新婦が結婚式に白を選ぶように、新郎は黒を選ぶのが主流となっています。
新郎の黒には、「何色にも染まらない」という意味が込められているという説もあります。
しかし最近は、新郎も婚礼衣裳を楽しめるようになってきています。
紋服は、日本人を格好良く見せる効果が高いので、是非多くの男性にも着用してもらいたいものですね。
かつては、黒の羽織に縦縞模様の袴を合わせるものだけでしたが、
今は色のバリエーションも随分と増えてきましたので、組み合わせが楽しめますよ!!
ということで、本日は3パターンご紹介させていただきます。
この他にもグレーや白などのご用意もございます。
袴もグラデーションや黒若松などの種類を豊富に取り揃えております。
ですから、「俺は何でもいい」なんて言わないでください!
ご新婦様の衣裳選びはもちろんですが、和装の歴史を知っていただいた上でご新郎様の衣裳選びも楽しみましょう!!
コーディネーター 高橋