簪(かんざし) 2015年01月23日
こんにちは、今日は和装の花嫁の髪飾りをご紹介します。
時代が変われば、流行も変わります。
結婚式のスタイルも様々ですが、和装の花嫁のヘアスタイルも
今では、純和風から洋風にアレンジまで様々です。
かつらに簪、洋髪に簪と簪の使い方も様々です。
白無垢の花嫁の簪は、鼈甲(べっこう)があります。
鼈甲は、ウミガメの一種タイマイの甲羅の加工品です。
鼈甲には、長寿の意味もありますが、花嫁が身につける鼈甲には、
嫁姑の中がうまくいくように、例え姑につつかれても、亀のように
一度は首(意見)をひっこめなさいという意味があるそうです。
色打掛の花嫁の簪は、金や銀で作られた煌びやかな花かんざしが
あります。
鎖によって揺れる美しさを強調したり、色を付けて華やかさを
出したりと、とても豪華でインパクトがあり、種類も豊富にあります。
色打掛の色や柄に合せて、お選び頂けると思います。
結婚式の衣裳が決まったら、アクセサリーや髪飾りとお選び頂く物が
沢山あって大変ですが、とっても楽しい幸せな時間です。
みなさんもせっかくですから和装をお召しになる時は、簪(かんざし)選びを
お母様やお祖母様と一緒に楽しんでくださいね。
コーディネーター 伊豆でした。