卒業式と袴 2015年02月17日
先日、暦の上では立春を迎えましたが、北海道はまだまだ寒い日が続きますね・・・・・
今日は、3月の卒業シーズンにむけて袴のおはなしをさせていただきます!!!
最近では、卒業式に袴を着ている女の子をよく見かけませんか??
袴にはいろいろなデザインがあり、とても華やかです!!!
袴姿の女の子はおしとやかのなかにも凛々しさがあり、普段とのギャップがとても魅力的です。
では、袴はいつから着られ、またなぜ卒業式に袴を着るようになったのでしょうか??
女性が一般的に袴を着るようになったのは、明治時代からです。
欧米文化が日本に広がり始め、女性は積極的に外に出歩くようになり、
裾さばきが気にならない簡単に歩ける服装を求め、袴を着るようになりました。
明治時代から大正時代にかけて学校の女性教員が着るようになり、
それから昭和の初め頃まで、袴は女学生の制服となりました。
卒業式に袴を着る理由としては、人気の漫画や宝塚歌劇団の影響で
袴が定着し始めたといわれています。
制服だったこともあり学業と結びつきが強いので、定着しやすかったのかもしれませんね。
袴は、着物の上に着るもので、腰から下を覆うような構造になっています。
合わせる着物の種類は、小袖と中振袖(振袖)がありますが、
どちらを着用しても間違いではありません。
明治時代には袴に編み上げブーツ、洋風のヘアスタイルに大きなリボンのような
ファッションが大流行したそうです。
今でもそのスタイルは、可愛くて真似したいと思う人もいるのではないでしょうか。
日本を代表とする和装を着用して卒業式を締めくくるといった考えはやはり素敵ですね。
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スタイリスト 藤本